Takashi Imoto

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電子機器不要!3Dプリンターから誕生する歩くロボット

電子機器不要!3Dプリンターから誕生する歩くロボット

みなさんは、電子部品をまったく使わずに動くロボットを想像できますか?カリフォルニア大学サンディエゴ校の研究チームが、そんな驚きの技術を開発しました。3Dプリンターで出力したあと、圧縮ガスのカートリッジを取り付けるだけで歩き始めるロボットです。 どんなロボット? このロボットの最大の特徴は、電子機器をまったく使っていないこと。普通のロボットには電子回路やモーターが必要ですが、このロボットは圧縮空気の力だけで動きます。まるで蒸気機関車のような仕組みで、6本の足を交互に動かして前進するのです。 作り方もとてもシンプル。一般的なデスクトップ3Dプリンターと市販の材料だけで、一度に印刷できます。製造コストはたったの約3,000円ほど。 なぜ電子機器を使わないの? 電子機器が使えない場所でも活躍できるからです。例えば、強い放射線がある科学調査や、災害救助、宇宙探査などの場面で役立つ可能性があります。研究チームのテストでは、空気や圧縮ガスが供給されていれば、3日間休みなく動き続けることが確認されました。 さらに、このロボットは水中でも歩くことができます。芝生や砂の上など、さまざまな地
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日本における電子工作・モノづくり&技術系同人誌イベント

日本における電子工作・モノづくり&技術系同人誌イベント

日本各地のモノづくりをする人たち。仕事でやる人もいれば、趣味でやる人もいます。そんなMakerたちが集まるイベントが全国で開催されています。 この記事では、そんなモノづくりをする人たちが集めるイベントを紹介します。 Maker Fair 「Maker Faire」は、DIY精神と創造性を祝う世界的なイベントであり、日本では「Maker Faire Tokyo」がその代表的な存在です。2024年の「Maker Faire Tokyo」は、9月21日(土)と22日(日・祝)に東京ビッグサイト(西4ホール)で開催されました。このイベントは、小型コンピューター、3Dプリンター、AIといった新しいテクノロジーを活用し、ユニークな発想で製作された作品が集まる、まさに「地球上で最大のショーアンドテル」と呼ぶにふさわしい祭典です。2023年の開催時も多くのメイカーが集まり、展示やデモンストレーションが行われ、子供向けのワークショップや最新技術の紹介など、多様なコンテンツが提供されました。 早くも2025年の「Maker Faire Tokyo」の開催も決定しており、10月4日(土)と5日(
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SeaPerch IIで広がる水中ロボット体験

SeaPerch IIで広がる水中ロボット体験

みなさんは水中を自由に動き回るロボットを操作してみたいと思ったことはありませんか? MITシーグラント(MITの持つ科学技術の知見を活かして、海や沿岸をより良くし、未来につなげていくための活動をしている組織)が開発した「SeaPerch II」は、学生たちに水中探査の楽しさを教えてくれる素晴らしい教材です。 誰でも使える水中ロボット SeaPerch IIではArduinoを使って造られています。 Arduinoの基本理念は「複雑な技術を簡単に」することです。むき出しの基板であるマイクロコントローラー(小さなコンピューター)は初心者には難しく感じるかもしれませんが、Arduino開発ボードは学生でも親しみやすく勉強しやすい仕組みになっています。 MITシーグラントはこの特徴を活かして、学生向けの新しい水中ROV(遠隔操作型水中ロボット)「SeaPerch II」を設計しました。 MITシーグラントプログラムは2003年に最初のSeaPerchを立ち上げ、学生たちを水中ROVの世界へ導きました。オリジナルのSeaPerchは一般的な部品で手頃に作れるものでしたが、技術は過去
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自作で極上の味を追求!Arduinoで実現する本格スーヴィー調理器の紹介

自作で極上の味を追求!Arduinoで実現する本格スーヴィー調理器の紹介

Arduino Blogでは究極の肉料理を調理するマシンを自作する事例を紹介しています。 近年、レストランで提供されるような高品質な料理を自宅で楽しむ人が増えています。その中でも注目を集めているのが、「スーヴィー(sous vide)」という調理法です。フランス語で「真空調理」を意味するこの技術は、食材を真空パックし、低温で長時間加熱することで、素材本来の旨味を最大限に引き出すことができます。 A DIY sous vide cooker for making the perfect steak | Arduino BlogSous vide (which means “under vacuum” in French) is a cooking technique in which food is sealed in a plastic bag (or another container)
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未来を創る? 話題の「生成AI」ってなんだろう?

未来を創る? 話題の「生成AI」ってなんだろう?

最近、「生成AI(せいせいエーアイ)」やChatGPTという言葉をニュースやインターネットでよく耳にすると思います。既に使っているよ!という方も多いと思いますが、一方で悪用される懸念も指摘されています。 実際に、ある大学ではレポートを生成AIに書かせてそのまま提出するという「ずる」をして怒られたとかいう話もあります。 また、アメリカでは若い世代は、ほとんどと言って良いほど身近に使われているようです。 生成AIはツール(道具)ですので、それを社会貢献のために活用するのか、悪い事のために活用するのかは、使う側の「人間」次第です。 これから新しい世界を創る重要なテクノロジーの生成AIとは何なのか?について「正しく」理解しましょう。 そもそも「AI」って? そして「生成AI」とは? まず、「AI」について簡単におさらいしましょう。AIは「人工知能(じんこうちのう)」のことで、まるで人間のように考えたり、学んだりするコンピューターのシステムのことです。これまでも、AIは画像に写っているものを認識したり、言葉を翻訳したりと、色々な場面で活躍してきました。 では、「生成AI」は何が違
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おもちゃに高い電圧をかけるとどうなるのか?

おもちゃに高い電圧をかけるとどうなるのか?

ラジコンのタイヤやロボットの足などが動くのは、中で「モーター」と呼ばれる部品が電気によって回転しているからです。 モーターには定格電圧というのがあります。正常に動くための最大電圧であり、それ以上の電圧をかけると熱をもって壊れてしまう可能性があります。 例えば、アルカリ単3電池1個を使うおもちゃだと、(直接、電池とモータが繋がっていれば)1.5V、2個だと3Vの電圧がモーターにかかります。 おもちゃに普通の電池を入れて使っていれば、定格電圧を超える事はありませんが、無理やり電源装置というのを使って高い電圧をかけるとどうなるのか? それは、とても危険なので、みなさんはやってはいけません! おもちゃが燃えたり、触ると火傷(やけど)したりする可能性があります。 しかし、どうなるのか見てみたい場合は、Youtubeにあるこちらの動画をみてください。 動画では電圧を徐々に上げていきますが、一定までは、普通より早く動きます。 もっとあげていくと、ありえないくらい早く動きますが、音がおかしくなったり、ぎこちない動きになったります。 もっとあげていくとやがて煙をだしたり、動かなくなった
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書籍情報 Interface 2025年5月号 〜Pythonで体験!LiDARプログラミング〜

書籍情報 Interface 2025年5月号 〜Pythonで体験!LiDARプログラミング〜

『Interface 2025年5月号』は、Pythonを活用したLiDARプログラミングに焦点を当てた特集号です。スマートフォンの点群データを利用して、3次元物体認識の世界を体験することができます。また、1万円程度の2D LiDARを用いた本格的な物体認識手法も紹介されています。さらに、別冊付録として「やりなおしのためのコンピュータ技術 Vol.6 地理情報システム」が付属しています。本誌はB5判192ページで、定価1,430円(税込)です。 特集「Pythonで体験!LiDARプログラミング」では、LiDAR(Light Detection and Ranging)技術を活用した3次元物体認識の手法を詳しく解説しています。スマートフォンの点群データを用いた手軽な体験から、安価な2D LiDARを使用した本格的な物体認識まで、幅広い内容が網羅されています。Pythonを用いたプログラミング例も豊富に掲載されており、実践的な知識を身につけることができます。 別冊付録「やりなおしのためのコンピュータ技術 Vol.6 地理情報システム」では、地理情報システム(GIS)の基礎から応用まで
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