Takashi Imoto

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SeaPerch IIで広がる水中ロボット体験

SeaPerch IIで広がる水中ロボット体験

みなさんは水中を自由に動き回るロボットを操作してみたいと思ったことはありませんか? MITシーグラント(MITの持つ科学技術の知見を活かして、海や沿岸をより良くし、未来につなげていくための活動をしている組織)が開発した「SeaPerch II」は、学生たちに水中探査の楽しさを教えてくれる素晴らしい教材です。 誰でも使える水中ロボット SeaPerch IIではArduinoを使って造られています。 Arduinoの基本理念は「複雑な技術を簡単に」することです。むき出しの基板であるマイクロコントローラー(小さなコンピューター)は初心者には難しく感じるかもしれませんが、Arduino開発ボードは学生でも親しみやすく勉強しやすい仕組みになっています。 MITシーグラントはこの特徴を活かして、学生向けの新しい水中ROV(遠隔操作型水中ロボット)「SeaPerch II」を設計しました。 MITシーグラントプログラムは2003年に最初のSeaPerchを立ち上げ、学生たちを水中ROVの世界へ導きました。オリジナルのSeaPerchは一般的な部品で手頃に作れるものでしたが、技術は過去
Takashi Imoto
自作で極上の味を追求!Arduinoで実現する本格スーヴィー調理器の紹介

自作で極上の味を追求!Arduinoで実現する本格スーヴィー調理器の紹介

Arduino Blogでは究極の肉料理を調理するマシンを自作する事例を紹介しています。 近年、レストランで提供されるような高品質な料理を自宅で楽しむ人が増えています。その中でも注目を集めているのが、「スーヴィー(sous vide)」という調理法です。フランス語で「真空調理」を意味するこの技術は、食材を真空パックし、低温で長時間加熱することで、素材本来の旨味を最大限に引き出すことができます。 A DIY sous vide cooker for making the perfect steak | Arduino BlogSous vide (which means “under vacuum” in French) is a cooking technique in which food is sealed in a plastic bag (or another container)
Takashi Imoto
未来を創る? 話題の「生成AI」ってなんだろう?

未来を創る? 話題の「生成AI」ってなんだろう?

最近、「生成AI(せいせいエーアイ)」やChatGPTという言葉をニュースやインターネットでよく耳にすると思います。既に使っているよ!という方も多いと思いますが、一方で悪用される懸念も指摘されています。 実際に、ある大学ではレポートを生成AIに書かせてそのまま提出するという「ずる」をして怒られたとかいう話もあります。 また、アメリカでは若い世代は、ほとんどと言って良いほど身近に使われているようです。 生成AIはツール(道具)ですので、それを社会貢献のために活用するのか、悪い事のために活用するのかは、使う側の「人間」次第です。 これから新しい世界を創る重要なテクノロジーの生成AIとは何なのか?について「正しく」理解しましょう。 そもそも「AI」って? そして「生成AI」とは? まず、「AI」について簡単におさらいしましょう。AIは「人工知能(じんこうちのう)」のことで、まるで人間のように考えたり、学んだりするコンピューターのシステムのことです。これまでも、AIは画像に写っているものを認識したり、言葉を翻訳したりと、色々な場面で活躍してきました。 では、「生成AI」は何が違
Takashi Imoto
おもちゃに高い電圧をかけるとどうなるのか?

おもちゃに高い電圧をかけるとどうなるのか?

ラジコンのタイヤやロボットの足などが動くのは、中で「モーター」と呼ばれる部品が電気によって回転しているからです。 モーターには定格電圧というのがあります。正常に動くための最大電圧であり、それ以上の電圧をかけると熱をもって壊れてしまう可能性があります。 例えば、アルカリ単3電池1個を使うおもちゃだと、(直接、電池とモータが繋がっていれば)1.5V、2個だと3Vの電圧がモーターにかかります。 おもちゃに普通の電池を入れて使っていれば、定格電圧を超える事はありませんが、無理やり電源装置というのを使って高い電圧をかけるとどうなるのか? それは、とても危険なので、みなさんはやってはいけません! おもちゃが燃えたり、触ると火傷(やけど)したりする可能性があります。 しかし、どうなるのか見てみたい場合は、Youtubeにあるこちらの動画をみてください。 動画では電圧を徐々に上げていきますが、一定までは、普通より早く動きます。 もっとあげていくと、ありえないくらい早く動きますが、音がおかしくなったり、ぎこちない動きになったります。 もっとあげていくとやがて煙をだしたり、動かなくなった
Takashi Imoto
書籍情報 Interface 2025年5月号 〜Pythonで体験!LiDARプログラミング〜

書籍情報 Interface 2025年5月号 〜Pythonで体験!LiDARプログラミング〜

『Interface 2025年5月号』は、Pythonを活用したLiDARプログラミングに焦点を当てた特集号です。スマートフォンの点群データを利用して、3次元物体認識の世界を体験することができます。また、1万円程度の2D LiDARを用いた本格的な物体認識手法も紹介されています。さらに、別冊付録として「やりなおしのためのコンピュータ技術 Vol.6 地理情報システム」が付属しています。本誌はB5判192ページで、定価1,430円(税込)です。 特集「Pythonで体験!LiDARプログラミング」では、LiDAR(Light Detection and Ranging)技術を活用した3次元物体認識の手法を詳しく解説しています。スマートフォンの点群データを用いた手軽な体験から、安価な2D LiDARを使用した本格的な物体認識まで、幅広い内容が網羅されています。Pythonを用いたプログラミング例も豊富に掲載されており、実践的な知識を身につけることができます。 別冊付録「やりなおしのためのコンピュータ技術 Vol.6 地理情報システム」では、地理情報システム(GIS)の基礎から応用まで
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秋月電子通商でRaspberry Pi Pico 2 Wが販売されています。

秋月電子通商でRaspberry Pi Pico 2 Wが販売されています。

秋月電子通商は、新型マイコンボード「Raspberry Pi Pico 2 W」の販売を開始しています。 Raspberry Pi Pico 2 W: 開発ツール・ボード 秋月電子通商-電子部品・ネット通販電子部品,通販,販売,半導体,IC,LED,マイコン,電子工作Raspberry Pi Pico 2 W秋月電子通商 電子部品通信販売秋月電子通商 Raspberry Pi Pico 2 Wは、IoTデバイスの開発や電子工作に最適な小型コンピュータです。Wi-FiとBluetooth機能を備えているため、インターネット接続や無線通信を活用したプロジェクトに適しています。初心者の方でも手軽に始められるよう、豊富なドキュメントやサンプルコードが提供されています。 この製品は、RP2350A SoCとCYW43439無線モジュールを搭載し、2.4GHzのWi-Fi(IEEE 802.11n)およびBluetooth v5.2に対応しています。
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