未来を創る? 話題の「生成AI」ってなんだろう?

未来を創る? 話題の「生成AI」ってなんだろう?

最近、「生成AI(せいせいエーアイ)」やChatGPTという言葉をニュースやインターネットでよく耳にすると思います。既に使っているよ!という方も多いと思いますが、一方で悪用される懸念も指摘されています。

実際に、ある大学ではレポートを生成AIに書かせてそのまま提出するという「ずる」をして怒られたとかいう話もあります。

また、アメリカでは若い世代は、ほとんどと言って良いほど身近に使われているようです。

生成AIはツール(道具)ですので、それを社会貢献のために活用するのか、悪い事のために活用するのかは、使う側の「人間」次第です。

これから新しい世界を創る重要なテクノロジーの生成AIとは何なのか?について「正しく」理解しましょう。

そもそも「AI」って? そして「生成AI」とは?

まず、「AI」について簡単におさらいしましょう。AIは「人工知能(じんこうちのう)」のことで、まるで人間のように考えたり、学んだりするコンピューターのシステムのことです。これまでも、AIは画像に写っているものを認識したり、言葉を翻訳したりと、色々な場面で活躍してきました。

では、「生成AI」は何が違うのでしょうか? 「生成」という言葉には「新しく何かを生み出す」という意味があります。つまり、生成AIは、これまでのAIのように情報を分析したり整理したりするだけでなく、文章、画像、音楽、プログラムのコードなど、全く新しいものを自ら「創り出す」ことができるAIなんです。

有名なサービスとしては「ChatGPT(https://chatgpt.com/)」があります。

生成AIは質問や指示を入力すると、自然な文章で回答やアイデアを生成してくれます。

ChatGPTの画面

文書を作成する他にも、プログラムや画像、音声などを作ることもできます。

ChatGPTの他にも、GeminiやClaudeなど様々な生成AIサービスが存在し、お互いに負けないように日々熾烈な争いをしています。

どうやって新しいものを創り出すの?

生成AIは、インターネット上にある膨大な量のテキストや画像、音楽などのデータを事前に学習しています。例えるなら、たくさんの本を読んだり、たくさんの絵を見たりして、「こういう風に書けばいいんだ」「こんな絵が描けるんだ」というパターンを、ものすごくたくさん覚えている状態です。

そして、私たちが「プロンプト」と呼ばれる「お願い」や「指示」(例えば「夕焼け空を飛ぶ猫の絵を描いて」とか「楽しい物語のアイデアを教えて」)を入力すると、AIはその学習した知識を組み合わせて、新しい、オリジナルの作品を生み出してくれるのです。まるで、たくさんの知識を持ったアーティストや作家が、私たちのリクエストに応えてくれるようなイメージですね。

生成AIでどんなことができるの?

生成AIの可能性は無限大です!

  • 文章作成: ブログ記事を書いたり、メールの文章を考えたり、物語を創作したり。
  • 画像生成: 言葉で説明するだけで、想像した通りのイラストや写真を生成したり。
  • 音楽作成: 好みの雰囲気やジャンルを指定して、オリジナルの曲を作ったり。
  • プログラミング: 簡単なプログラムのコードを自動で書いてくれたり。

皆さんのアイデア次第で、もっと色々な使い方ができるかもしれません。宿題の調べ物を手伝ってもらったり、趣味の創作活動に活かしたりすることも考えられますね。

知っておきたい注意点:生成AIと賢く付き合うために

とても便利な生成AIですが、使う上でいくつか知っておいてほしい注意点もあります。

  1. 情報は完璧じゃないかも?: 生成AIは、時々、もっともらしいけれど事実とは違う情報(ハルシネーションと呼ばれる現象)を作り出してしまうことがあります。AIが教えてくれた情報は、必ず他の情報源でも確認するなど、「本当に正しいかな?」と考える癖をつけましょう。また、本など信頼できるソースを確認したり調べる力も持つ事も大切です。
  2. 依存しすぎると自分で考える力が弱まるかもしれません:例えば宿題や自由研究のわからない事を聞くのは良いでしょう。しかし、AIの回答をそのまま使うと宿題をやったことにはできるかもしれませんが、自分で考える力は育ちません。いくらAIが賢くなっても指示する人が賢くないと、正しい指示をしてうまく使いこなせません。またAIの回答が正しいかどうかも判断がつきません。依存しすぎないように気をつけましょう。
  3. 誰かの真似になってない?: 生成AIが作り出したものが、偶然、他の人が作ったものとそっくりになってしまう可能性や、そもそもその作品の権利(著作権)は誰にあるのか、といった問題もまだ議論されている途中です。他の人の作品を尊重する気持ちを忘れないようにしましょう。
  4. 偏った考え方をしてしまうかも?: AIが学習したデータに偏りがあると、AIが生み出すものにも偏りが生まれてしまうことがあります。色々な情報に触れて、多角的な視点を持つことが大切です。
  5. 悪用される危険性も: 残念ながら、本物そっくりの偽のニュース(フェイクニュース)や画像を作るために、生成AIが悪用される可能性もあります。情報が本物かどうか、慎重に見極める力が必要です。

まとめ:未来への扉を開くテクノロジー

生成AIは、私たちの「やってみたい!」という気持ちを後押しし、新しいアイデアを生み出す手助けをしてくれる、とてもエキサイティングな技術です。まるで、新しい文房具や画材を手に入れたようなワクワク感がありますね。

ただし、その力を正しく理解し、注意点も忘れずに、賢く付き合っていくことが大切です。生成AIを上手に活用して、皆さんの可能性をもっと広げていってくださいね!